2010年03月20日

時代の流れの中で

先日東京へ出張した折、学生時代の友人が住む江東区・深川に足を運んできました。私が好きな藤沢修平の時代小説にもよく出てくる「江戸・深川」は、いまでもにぎやかな下町風情がいっぱいの町でした。夜の提灯の明かりが艶やかなことといったら…。
一杯付き合ってくれた友人は、昨年まで木場の材木店の経営者だった。日本では木造住宅が激減しているとかで、代々続いた材木屋を自分の代で閉じるのは寂しいが、「これも時代の流れ」と彼はサッパリした面持ちで、杯を口にしながら語っていた。
私も経営者の一人として、また一個人として、どんな仕事をすれば自分の周りの人々や、これからの社会に役立つことが出来るか、いろいろ考えさせられた一夜でした。

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