2006年10月03日

ワーキングスタイル

日経ビジネス10.2号で、「人材沈没 育てず 伸びず のデフレスパイラス」と銘打った特集が組まれていた。バブル崩壊後、企業は人材育成の底上げに消極的になり、短期的な成果を求める傾向が強まった。正規社員は「自分が成長していることの実感」が持てず、非正規社員はその劣悪な待遇に士気が高まらない‥‥。このように、現代社会に働く人々の状況を表現していた。今春経団連会長に就任された御手洗さんは、その著書で「終身雇用など日本型の人事システムの良いところは、しっかり残す」と明言しておられる。大手商社の中には独身寮を復活させ、社員同士のコミュニケーションを深める試みを始めたところもある。ネット環境の広まりに伴いますます人間同士の係わり合いが希薄になる中で、「人が人として働く」環境を見直そうとの気運が高まる。少子高齢化が急速に進む中、さて我々はこれから、どう働く!どう生きる!

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