2006年08月04日

夏の定番

夏の高校野球の観戦に甲子園へ、毎年足を運ぶようになってかれこれ12年になります。思い起こせばあれは「日曜の朝、1本の電話」から始まった。「今日の決勝戦は、行っじゃろな?」と怖い声。鹿児島の高校時代からの友人で、千葉在住の男からの電話。ヤツは高校時代硬式野球部のキャッチャーで、東京六大学の一校に進学後も体育会硬式野球部に籍を置いていた野球男。1994年夏の決勝は、九州勢同士「鹿児島・樟南高校VS佐賀の佐賀商業」の対戦。鹿児島県勢として初優勝がかかるこの一戦に、ヤツは自分が行けない悔しい思いを私にぶつけてきたのでした。その電話まで、正直行こうと思ってなかった。通路までびっしり、まさに「立錐の余地がない」超満員の球場の熱気と、選手や応援の高校生たちの青春の情熱を目の当たりにして、もう一発で虜になってしまった。以来、夏の楽しみのひとつになりました。

↑PageTop

archives

links

STAFFWORK