2007年11月10日

創造の引き出し

以前、社員研修の一環で上方落語を聴きに行った話しをしたと思いますが、以来「落語の面白さ」にはまってしまい、毎月のように大阪・天満の繁盛亭に通っています。 落語は「創造して楽しむもの」と言われますが、相応の経験がないと「創造の引き出し」が増えないのが人生であり、そういう意味で年若い子供たちには面白さをあまり実感できない芸かもしれません。かくいう私も、いい歳をして決して想像の引き出しが多いわけではありませんが、落語ファンの中心層が中高年でもあり、私の説はけっこう当っているのでは…。それにしても上方の言葉は本来、とても人に優しく上品で、それでいて楽しい言い回しが多かったようです。今日、関西弁がある一面では「ヤクザ言葉の代表」のように扱われていることを江戸時代の上方の落語家達が知ったら、どう思うだろうか。

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