2019年01月01日

新たな出会いを楽しみに!

中学時代に「最勝寺」という名字の同級生がいた。てっきり「お寺の坊主の子」と思いきやそうではなく、珍しい名字の責か、彼はクラスの人気者だった。
漢字1~5文字で表記される日本の名字は、10万種類以上あるのだそうです。昔は身分の高い人だけだったのが、明治維新後に国民全員が名字を名乗るようになった。「急いで名字を決めなくては…!」と慌てた当時の人々が身近な地名や自然を元に考えたのだろうか、「山」「川」「田」という漢字を使った名字が日本にはたくさんあるようです。
日本で一番多い名字は「佐藤」。現在約194万人(明治安田生命保険の資料より)が名乗っていて、東日本に多いらしい。「藤」がつく名字は多いが、そのほとんどは平安時代に関東で勢力をふるった藤原氏に由来するとか。日本人の名字を紐解いていくと実に面白い。

順位   推定人口   
  1位    佐 藤  約194万人
2位鈴 木約182万人
3位高 橋約143万人
4位田 中約133万人
5位渡 辺約119万人
6位伊 藤約113万人
7位中 村約100.7万人
8位小 林約100.4万人
9位山 本約100.3万人
10位加 藤約89万人


明治安田生命相互会社 「全国同姓調査(2018年8月)」より

新しい年に、どこでどんな名字の方にお出会いできるのか、いまから楽しみです。2019年、皆さまに「新たな出会い」がたくさんありますように!

 

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