2013年09月11日

デザインの使命

熊本県PRキャラクター「くまモン」の生みの親の一人である水野学氏は、デザインに関連して次のように語っています。「デザインは“良くすること”が持論。」「デザインによってクライアントの売り上げが飛躍的に伸びたり、社会全体が今までよりも劇的に良くなったり、人の気持ちが輝き出したり。それがデザインの使命だと捉えています。」

「劇的に良くするデザイン」は容易に考案できるものでもありません。しかし今日、マーケットでシェアを高めている商品やサービスをよく観察してみると、例外なく「上質なデザインセンス」が感じられます。CVSで急成長中のセブンプレミアムでは、著名なアートディレクター・佐藤可士和氏が全商品のデザインに関与しています。安価な食品でも、デザインが売り上げを左右する重要なファクターとなってきているのを実感します。「くまモン」でキャンペーンをしかける熊本県産の食品も、催事などに引っ張りだこだそうです。

「期待通り売れなかったのは、デザインの責だ」と広告主に詰め寄られる恐れは覚悟の上で、「顧客や社会をハッピーにする(良くする)デザインワーク」に、私たちはこれからも力を注いでいきたいと思っています。

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