2015年03月09日

デザインがより身近な存在に

「社長、そのデザインでは売れません!」というタイトルの書籍。デザイン関係の本では珍しく日経ビジネスにも広告掲載。「これからの時代、デザイン戦略は経営上の重要なテーマですよ!」と言っているこの本を、皆様はどうお読みになるでしょうか。
いまでこそデザイン関係の本をよく読む私ですが、会社員時代はデザインとは無縁の世界にいた。どんなキッカケで、私がデザインに関心を持つようになったか、エピソードをひとつ。

“米国製の新商品を四国のある量販店に売り込んだ折、バイヤーから店頭ディスプレイの提案を求められた私は、ハタと困った。バブル期の「置けば売れた時代」、デザインという言葉すら聞いた憶えがない。  自力ではいかんともしがたく、ある広告会社に相談したのだが、デザイナーが考案してきたディスプレイに、思わず首をかしげた。
「商いを知っているオレの方が、まだマシなアイディアが出せる」と思っている自分がそこにいた。”

あれから幾年月、商業広告制作をまさか自分が本業にしていようとは…。
IT技術の革新と共に、デザインは私たちの「より身近な存在」になってきた感があります。皆様と力を合わせていけば「これからもっと面白い仕事ができそうだ」と、スタッフと話している今日この頃です。

design_book

↑PageTop