2013年05月11日

道を拓こう!

「ミラノサローネ」という国際家具見本市に日本からの出展者が近年増えていると、親しくしていただいている木工会社の社長さんにお聞きした。その方ご自身も「木コロ」という製法特許の商品を2年連続で出展しておられるが、「日本人は本質的な価値を観ようとしないで、値段で判断しがち」、「欧州には木工製品の価値を観る眼を持つ人が少なからずいるようだ」、「価値と価格のバランスを考えようとしない日本人を相手にしていては、先がない」…と、厳しい言葉が続く。

航空運賃が下がるにつれて、海外の展示会に乗り込んでいく日本企業が増えていると聞きます。弊社のクライアントの中にも何社かおられ、そんな皆さんに共通するのは「過去の経験則に捉われることなく、未知のことにチャレンジする前向きな姿勢」です。

「僕の前に道はない、僕の後ろに道はできる」…、パイオニアスピリッツを象徴するようなこの高村光太郎の言葉が、私は大好きです。

↑PageTop