2014年01月11日

印象深い言葉 2013

職人の中には、“腕さえよければ、客は来る”と思っている人がいるが、それは大きな間違い。技術は経験を積み重なれば習得できるが、マナーやホスピタリティは、きちんと学ばないと、何年経っても身につかない。そこに繁盛する店とそうでない店の違いがある。
金沢うまいもん(回転)寿司チェーン 代表取締役 木下孝治氏

(販売の極意は)“売ろうとせず、商品の価値を伝えること”。 多くの作り手を介してできた商品の、その物作りの最終ランナーが販売員なんだと気づいたんです。そう考えると仕事に誇りを持てるようになりました。
売れる売れる研究所 代表 橋本和恵氏

お客様の目の前に商品を置くだけではなく、それがどういった意図や思いで作られたのか、そしてそれがどのような価値を未来にもたらすのか、ユーザーに伝える努力をしないといけません。“現在”だけでなく、“過去”と“未来”も含めた時間軸の“面”で伝えるのです。
デザイナー 佐藤オオキ氏

消費者が(家庭で)調理しなくなると、スーパーや百貨店で販売するA品が売れなくなる。A品は単価が高くプライスリーダーだったのが売れなくなっている。売れるのは調理済み食品の中食か外食になるから、業者が買うB品・C品ばかりで、それらは当然、単価が安い。したがって農産物価格はもっと下がっていく。
農産物流通コンサルタント 山本謙治氏

売れている商品を買うことで他者とのコミュニケーションに活用する「ネタ消費」が若者を中心に広がっている。品切れすればSNS(交流サイト)によって口コミは以前よりも爆発的に広がる。(2013年の食品・飲料の)品切れ多発にはこうした背景がある。
マーケティングライター 牛窪恵氏

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