2014年11月11日

石巻を訪ねて

この10月、2泊3日で東北へ出張。仕事明けの日がちょうど日曜日に当たったので、仙台市から三陸海岸の石巻市まで足を延ばしてみた。先の大震災の折、TVのニュースで見た石巻の津波の映像がいまでも脳裏に焼き付いている。復興の実態はどうか、気になっていた。

仙台から石巻への鉄道は寸断されたままなので、移動はバス。その石巻行きのバスで、たまたま復興ボランティアの大学生数人のグループと乗り合わせた。4年生ながら卒論やバイトの合間を縫って、今でも石巻へボランティアとして出向いているとのこと。巷では、「就活に有利だからボランティア活動を体験しておこう」などという不届き者の話を耳にする。仙台の学生たちは、そんなこととは関係ない奉仕の精神で活動している。尊敬に値する若者たちだ。

石巻港などを中心に市内を4~5時間歩いてみた。被害にあったまま放置された住居を散見するものの、新たな水産市場が建設中だったりして復興の力強い足音も感じられた。とはいえ、震災後に人の流出で中心街でも空き店舗が増えている様子。ささやかではあるが、復興商店街でできるだけの飲食と買い物をさせてもらった。

フレフレ石巻! フレフレ東北!

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