2012年11月05日
Cafeteria en Quetzaltenago
Caféが8centavosは安い。きのうも来た。きのう初めて来た時、ここのsenorita3人が、俺の帽子を見て「かわいい!」と笑っていた。Caféだけでねばるのも悪いけど、いい音楽も聴けるので、つい長居してしまう。
今は、このcafé代しかお金がない。あ~あ。早くMexicoに入国せねば。
日本みたいには喫茶店が多くない。数えるほどしかない。酒場もない。だから夜遊ぶ所なんか、ほんとうに少ない。人々はあまり外では遊ばないようだ。
それにしても寒いな。――― 帰りがけに、senoritaらにこの絵を見せたら、とても喜んでくれた、というより驚いていた。俺のことをチーノじゃなくて、ハポネスと言ってくれた!! Guatemara 最後の夜。
Quetzaltenango 9:10 PM ———————————————————————二十歳の旅日記より
2012年10月22日
Quetzaltenango
夜の風景に初挑戦だ。電灯の光はむつかしい。
ここGuatemalaではZocaloとは言わない。Parque Centralと言う。このParqueは、植民地時代の建物に取り囲まれていて、すばらしい。今、その一角に腰をおろして書いている。ここは昼間の陽射しはかなり強いが、夜の冷え込みも厳しい。だから夜はみな、厚着をしている。
昼が暑くても夜は涼しい海岸の方では夜はすごい人出だが、ここみたいな高原都市では夜は割りに静かだ。いま8時すぎ、まだ人々はParqueにいる。横で話をしている数人のmuchachosが、こちらをのぞいてくる。
Quetzal(お金)がもうない。あすMexicoに入らねばならない。もうバス代しかない。それに今日はsabado、明日はdomingo。Bancoが閉まっている。お手上げだ。腹へった!!
8:14 PM —————————————————————————————二十歳の旅日記より
2012年09月25日
Lago Atitlan
予想通りかなり広い湖だ。深そう。岸から2mもゆくと、ぐんと深くなっている。目の前で、人々が石けんを体につけて、湖の水で流している。澄んできれいな水だ。
ここからSan Antonio Pilopoへ行くつもりだったが、足がない。この岸辺にいるボートは、San Antonioへは行かないらしい。
さて、どうしようか? 野宿するにはいい所だが、きのうのひどい雨を知っているので、夕方がこわい。どこか宿を探すことにしようかな…。腹もすいてきたし…。
それにしても、ここへ来る途中のSololaはすごい。まさに古代マヤ時代のよう。人々のほとんどが民族衣装を着て、mercadoで売買している。自動車と金属屋根くらいが近代的なもの。ここのインディオのmercadoは、Mexcoのそれと違って、にぎやかさ・華やかさ・楽しさがあるように感じられる。バスで乗り合わせた人々も明るく、Senoritaはもうすばらしい人たちばかり。
時間不明(時計が止まっていた)—————————————————————-二十歳の旅日記より
2012年09月18日
Los Encuentros
Pan American Highwayと他の道(chichiへの道など)との分岐点の、バスの待合所。
近くの小高い丘の上にインディオのninosがたくさんいた。そこへ出向いていくと、皆が集まってきてワイワイ。写真を撮ってやると言うと、大喜び。そしてこの絵をかく。
十数人の子供らに囲まれての描写。前が見えなくて困る。今もたくさんのインディオの子供らに囲まれて、この文章を書いている。
本当はもっと活気があるけど、俺のヘタな絵ではどうしてもそれが表現できない。右側のAutobusは俺がこれからAtitlanへ向かうBusだ。
10:00 AM ———————————————————————————————–二十歳の旅日記より
2012年08月29日
Chichicastenango
夜、雨に濡れて帰って部屋にいた時、宿のSra.の言いつけでベッドの準備に来たnina。昼間に話をした宿のninaとは別の子。インディオの娘だ。昼間の子もそうだったが、この子(Catarina)もとても人懐こい。こちらが話しかけると、にこにこして答えてくれる。またスカートがとても美しい。
本当は、もっともっとかわいい子だけど、俺の絵は非常にまずくて、このくらいにしか描けない。ゴメンヨ!!
よく働く娘で、俺の部屋でちょっと話している時Sra.に呼ばれて仕事に戻ってから、もう顔を出さない。後で5円玉をあげたら喜んでくれた。
ChichicastenangoのPencionにて PM9:45 ————————————————–二十歳の旅日記より
2012年08月10日
La torre(塔)
La torre Santa Cruz de Quiche
Chichiよりヒッチハイクでここまで来た。
mercadoで食事して、この広場でまた絵を描く。
ギターを持ったmuchachoが、あたりかまわず一人近寄ってきて、一曲聞かせてくれた。そしたら、次々にギターを持ったmuchashosが集まってきた。今、俺の横の芝生の所にみんなが集まっている。何ごとか!
この絵もまた、あおられて描いているので、高さなどいい加減になってしまった。
あ~、今度は酔っぱらいがやってきた。うだくだ、うるさい。
いよいよ周囲に人が集まってきたよ~!! もう十数人、ページをめくれとうるさい。
en Santa Cruz de Quiche ————————————————————— 二十歳の旅日記より
2012年07月23日
Antigua Guatemala②
Volcan de Agua
富士山みたいに、かなり広大なすそ野を持つ山だ。
このAntigua Guatemalaは、地震で滅ぶ前はかなり繁栄していたであろうことがわかる。山々に囲まれたかなり広い盆地で、高原にあって気候はいいし、風景もいい。でも今は、mercado以外は静寂。観光客もほとんどいない。民芸品店の人々が、俺を見ると盛んに声をかけてきた。
バスの車掌の男が、大声で「Guate」とわめいていた。この車掌はバスが走り始めてからも、道行く人々にさかんに乗車を呼びかけていた。そういえば、CITYでもlocal busでも、車掌の少年が大声でわめいていたっけ。
子供らの合唱が聞こえるmercado裏にて en Antigua Guatemala ————– 二十歳の旅日記より
2012年07月17日
Antigua Guatemala①
通りがかりの少女の黄色い衣装があまりに鮮やかだったので、想い出しつつ描いてみた。バックのがれきは、後でつけ足したもの。
静かな所だ。Guatemara市に比べるとさびれている。地震にあった教会は、ひどい有様だ。市場のあたりにだけ、人々が集まっている。
絵のモデルのnina(ニーニャ)へ
本当はもっとかわいいんだけど、「ゴメンね。最初、太めに描いてしまって…。」
5:00 P.M. en Antigua Guatemala —————————————————– 二十歳の旅日記より
2012年06月22日
American
Costa RicaからGuatemalaまでの二泊三日。同じバスに乗り合わせた二人組のアメリカ野郎のうちの一人。もう一人の方は、横山さんを金髪にして目をブルーにしたらそっくりの男。髪型から顔立ちまでよく似ていた。
この絵のアメリカ野郎は、なかなか面白いヤツ。中南米を旅するグループのアメリカ野郎は、どこにいても集まってワイワイ英語でしゃべっているが、こいつらはわりに無口。もうお互いいちいち話すこともないのだろう。
この男は、毛製のポンチョや織物の類をいくつもリュックに詰め込んでいた。かなり荷は重そう。それにウエスタンギターをかかえての旅だ。
Nicaraguaから、一人旅のアメリカ野郎が加わった。そいつは京都に5年前くらいに一年ほど住んでいたという。おぼろげな日本語で、思い出をしゃべってくれた。皆で、Guatemalaへまっしぐら。
5:50 P.M. TICA BUS内で —————————————————————— 二十歳の旅日記より
2012年06月01日
Nicaragua Managua
Costa RicaからのBusが途中でパンクして遅れたため、Terminal近くのこの宿はいっぱいの人だ。たまたま最後に残っていたこの3人部屋に通された。相部屋になるかと思いきや、夜も遅いせいか誰も来ず、一人でこの部屋を占拠。他の部屋はみな相部屋のようだ。
それにしても、この部屋には普段は人は泊まらないんじゃないだろうか。ベッドこそ3つあるものの、まさに独房だ。窓に鉄格子はあるしドアは打ちつけられているし。それに壁はひどく汚れ、電灯は小さいのが(おれの頭の上に)ひとつあるだけ。しかも、外は今日も大雨。
あ~、ここNicaraguaでは出入国に泣かされて、この国のイメージはひどく悪いものになってしまった。あの役人らはひどい、Abajo!
明日は5時起きなので、早く休まなくては。
10:00 P.M. en Managua ——————————————————————- 二十歳の旅日記より