Staffwork News

スタッフワークから3ヶ月に1回発行している
紙の情報誌「Staffwork News 販促通信」。
私たちの活動報告や皆様の販促に役立つかもしれない
ミニ情報まで。デジタル版で掲載します。

2016年1月+2月号 No.139
見ます、言います、聞きます

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あけましておめでとうございます。
本年もスタッフワークは、目まぐるしく変化する広告ビジネスシーンにおいてクライアントとともに問題解決と目標に向かってデザイン制作の観点から一緒になって取り組みたいと考えています。昔から「見ざる、言わざる、聞かざる」という三猿のことわざがありますが私たちはクライアントに対して、向き合うこと、ご要望を理解すること、提案することを仕事の基本として「見ます、聞きます、言います!」の姿勢で取り組んでまいります。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

平成28年1月 吉日 株式会社スタッフワーク 社員一同

2015年11月+12月号 No.138
地方(発)ブランド戦略

 47都道府県。日本人ならそれぞれの地域になんらかのイメージを持っているもの。そのイメージをブランド価値に高めようとする動きがあるようです。

 先日、テレビの情報番組で「大阪の企業が他府県へ移動しはじめている」と特集されていました。通信や輸送のインフラが整い、都市部に会社を構えなくてもできる仕事が増えてきたからだそうです。そんな中、兵庫県淡路島に移った社長さんの言葉が印象的でした。「大阪はいろんな会社がようけある。うちは化粧品を扱っとるので、販売者欄には大阪と書くより、こうした自然の多い地域の名前を書いてイメージを変えたいんや!」 企業のブランド戦略の取り組みとして「どこで商売をしているか?」ということにまで価値を持っていく時代である、というふうに聞こえました。
 大阪からの転出先のランキング1位は兵庫県。2位が東京都だそうです。東京は商圏の拡大など以前からの転出先ではありますが、兵庫県はおしゃれな雰囲気の神戸市や自然に恵まれた田舎の地域が注目されているそうです。面白いのは、兵庫県から転入する先としても大阪がトップ。元々、兵庫と大阪の親密度は強かったのかもしれません。
 手にした商品の製造者/販売者欄に普段あまり見かけない県名、地名が載っていると、それだけで何か特別なイメージを持ってしまうものです。2014年のクールジャパン戦略では地方活性化プロジェクトも盛んに行われましたが、近頃は少し違ったアプローチでの地方(発)ブランド戦略が行われているようです。
 商いの町“大阪”のイメージを活かす戦略は、いかに?

2015年9月+10月号 No.137
広告も商品の一部

 先日、新規のクライアントがそれまでの広告制作会社との仕事のやりとり(資料)を内緒で見せてくれました。そこには、私たちが考えるデザインへの取り組みとは少し違った背景が垣間見えました。
 たとえば企画書には、「デザイン(絵)」と「仕様(サイズなど)」しか書かれていない。またそこに至ったコンセプトや展開、制作物の役割などが、記載されていないのです。これではクライアントとの目的の共有は難しいのではないでしょうか。
 聞くところによると、その制作会社の制作料は格安がウリとのこと。依頼された広告媒体の「絵だけ」をつくることに終始する仕事なのでしょうか。「広告物を作って販促を仕掛けていくことの意味を再度お考えになる必要があるのでは?」と失礼ながら問題提起させていただきました。

 広告に触れる消費者の感覚は、間違いなく鋭くなってきています。わずかな打ち出しの間違いでも、商品と広告のイメージのズレは瞬時にバレてしまいます。つまり、「間違った広告はイメージを悪くするだけなので、タダでも投入すべきではない」という考え方に至ります。
 私たちはモノづくりにおいて、「売場の状況」、「商品の特性」を把握して企画・制作・検証を行います。デザインは絵づくりだけではないという関わり方に基づき、「広告も商品の一部」という視点に立って、これからも制作活動を続けていきます。

2015年7月+8月号 No.136
書体が伝えるイメージ

 書体がミスマッチしているために、意図しているイメージを的確に伝えられていない表現を、巷でよく見かけます。下記は、その言葉の持つイメージと書体の雰囲気をミスマッチさせてみた事例です。

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あえてイメージを狂わせることで、注意を引くキッカケができないかと模索することもありますが、違和感は不信感につながることも多いため敬遠されがち。やはり極端なミスマッチは商品やサービスのイメージに誤解を与えかねないため、避けたほうが良さそうです。

また、特に欧文(アルファベットやアラビア数字)では、誕生した時代・国・文化などを背景に、書体ごとに様々なストーリーがあります。「なぜその書体を選んでデザインしているのか?」、そんなところにもデザインをする上での意味を込めなければいけません。

スタッフワークが所有するデジタル書体の数は約650種。実際のデザインワークでは、こうした数の書体の中から題材に適したものを吟味して活用しています。適したものがないときはオリジナルで作成するわけです。

2015年5月+6月号 No.135
「食」にこだわり続けて25年

おかげさまでスタッフワークは創業25周年を迎えました。

多岐にわたる媒体の変遷、移り変わるトレンドの波にもまれながらも、人々の日々の暮らしで大きなウェイトをもつ「食」というテーマに一貫して携わってこられたことは、ご指導ご鞭撻をいただきました本紙読者の皆様のおかげと振り返っております。

「食」の広告とは、流通形態、生産規模、販売事情など、実に様々な状況の上に成り立っています。
「食」の仕事にご縁をいただいてきたことで、こうした状況に対しても、一般の広告制作会社よりピンと来るところを活かしてアイデアに落とし込んでいきます。

もうひとつ、私たちが仕事をする上でこだわってきたことが「クライアント様との直取引」という点です。代理店などを通すことなく、メーカー様や農家様と直接やり取りをさせていただいたことも、業界の事情に詳しくなれた大きな要因だと思います。また、代理店を通さない分、投入した広告効果がダイレクトに得られることの意味は大きく、自身の反省や課題として、次の精度をあげていくための価値ある収穫となっています。

様々な課題に取り組んでおられる「食」にまつわるクライアント様に、私たちがこれまで養ってきたノウハウが少しでもお役に立てればうれしく思います。

節目の年を迎えて、今一度、自分たちの立場、役割を見直し、気持ちを新たにしているところです。

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2015年3月+4月号 No.134
新年度に向けて新たなチャレンジを

厳しい冬の寒さを耐えしのいで、いよいよ開花にこぎ着ける桜の美しさには、私たち人間にもなにかしら共鳴する部分が多く、穏やかな春の風物詩のひとつに数えられているのではないかと思います。
また、皆様の中にはこの春から働く環境が変わったり、担当業務が変わったりする方もおられるのではないでしょうか。新天地でのさらなるご活躍をお祈りしております。

今の時代は変化がめまぐるしく、従来の考え方、やり方をいったん保留して、別の見方、新しい試みで変化に対応していこうという風潮が強くなっていると思います。
これは「新たなチャレンジが許される風潮」と捉えてみてもいいかもしれませんね。

スタッフワークでは、次の観点をしっかりと持ち、皆様の商売に貢献したいと考え、来たる新年度のスタートに向けて気持ちも新たに取り組んでまいります!

□根本的な問題解決へのアプローチから考える
□皆様が商品やサービスに込めた想いをしっかりと表現し、
 売り手の皆様の モチベーションが高まるデザイン制作を目指す
□難しい課題に対してこそ、前向きな姿勢で楽しみながら粘り強く取り組む

いろいろな可能性を探りながらも、しっかりと地に足をつけ、次のステージを目指したいものですね。sakura

2015年1月+2月号 No.133
「未」熟ゆえさらなる成長を目指してすすむ年

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二○十五年、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
今年の干支は「ひつじ」ですが、どうして「未」と書くのでしょう。
諸説ある中、子から始まり亥に至る十二段を植物の発達段階に分けて表したもので、ひつじは「まだ熟しきらない成長途上に位置する」という一説があるそうです。
つまりは、未熟の「未」。
それは、見方を変えれば、まだまだ成長する余地があるということ。
スタッフワークは広告デザインの分野において「成長のために努力する姿勢」と「人とモノを敬う心」を携え、「未」知の分野にも前向きに取り組んでまいります。
本年も皆様の変わらぬご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

2014年11月+12月号 No.132
他のジャンルをアイデアソースに

デザインには流行があります。「なんとなく今風である」、「どことなくノスタルジックな感じがする」など、デザインから感じられるこうした印象はどこからやってくるのでしょうか。

例えば、海苔の佃煮のラベルを考案しようとしたとき、ライバル他社の海苔の佃煮だけを分析していては、「佃煮らしさ」は表現できても売場で差別化できないものになってしまうかもしれません。
そうした際のひとつの工夫として、例えば雑貨屋さんなどに列んでいる商品で「最近、水玉の柄をよく見かけるなあ」と感じたら、この「水玉」を海苔の佃煮に持ち込んでみてはどうでしょうか。
食品の買い物にくる消費者は、デザイン性の高い商品が列ぶ雑貨屋さんにも行っていますし、日常生活の中でいろんなジャンルの商品に触れることで「流行のデザイン」が潜在的に記憶に刷り込まれています。
そして「水玉=最近よく見る」という記憶と、「水玉模様をあしらった海苔の佃煮」が紐づいて「なんとなく今風である」という感覚を与えられるかもしれません。
もっとも、海苔の佃煮にとっては、今風だから売れるわけでもないのでしょうが、消費者の「感覚の目」を引き寄せる工夫としてはありなのではないかと思います。
「海苔や佃煮」というキーワードから湧いてくる「らしさ」にプラスして「他のジャンルをアイデアソースに」するのも、デザイン考案の際のひとつの試みです。

2014年9月+10月号 No.131
日本の消費者に、季節感のあるデザインを

今年も日本各地では35℃を越す猛暑日が続くなど暑い夏となりましたね。そうかと思えば冬には関西でも5℃を下回る日が訪れます。

このように日本には上下30℃近い気温差をもつ「四季」があり、そこに寄り添う暮らしの情景は、日本人の心に伝統的に刷り込まれているのではないでしょうか。このような季節感を踏まえた広告づくりの考え方も、日本の消費者に向けては重要なポイントです。春には心が躍り出すような軽やかなイメージに。秋には少し落ち着きつつも実りの収穫を表すような濃厚な配色など。

消費者に対して目的をすばやく伝えるために、こうした季節感を打ち出すデザインは有効な方法のひとつです。季節感の表現には主に、モチーフ、コピー、カラーリングを考えます。

春:桜、新生活/ふんわり、やわらか、フレッシュで心躍るような軽やかなイメージ
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夏:海、山、お祭り/透き通るような爽快さ、エネルギッシュで刺激的なイメージ
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秋:紅葉、グルメ、芸術、おしゃれ/ゆったり、まったり、ノスタルジックでエレガントなイメージ
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冬:雪、クリスマス、お正月、バーゲン/ゴージャスでキラキラ、ロマンチックなイメージ
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デザインで季節感を上手に表現できれば、「まさに今!」という鮮度を打ち出せると同時に、「今だけ限定プレミアム!」の印象も伝えることができ、消費者の購買意欲を刺激する有効な手段となります。

2014年7月+8月号 No.130
フラットデザインの勘どころ

デザインの世界にフラットデザインという言葉があります。最近いろんな媒体で見かけるデザイン表現のトレンドです。

従来は、影をつけたり光沢をつけたりする立体的な表現が人気でした。とくに液晶モニターではこうした表現が美しく見えるため、長年使われていたのですが、近年、スマホ、PCなど見え方の異なる端末からのアクセスに対して、より速く最適に表示させる工夫としてフラット(平面的で立体感のない)表現に移行してきました。

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こうしたデザインのトレンドは、デジタルだけでなく広告表現全体に広まってきています。「デザインは足し算より引き算」とよく言います。細かいディテールの処理よりも、もっと本質的でシンプルに。的確に相手に届く視認性を。それでいて、(トレンドの後押しもあって)オシャレに感じさせたい。しかしフラットデザインは、立体的な表現に比べてインパクトで負けてしまう場面も指摘されます。

アイキャッチ効果の点では飛び出したような表現も有効でしょうし、配色の影響も考慮されなければなりません。流行の表現と役割の機能性については、表現する対象に合わせた検討が必要となります。

2014年5月+6月号 No.129
消費増税で見えてきた量販店の戦略

3月迄の駆け込み需要の騒動から日が経ち、消費者の多くも価格に対する見方、考え方が落ち着いてきた頃でしょうか。この時期に食品スーパーや百貨店、その広告などをよく見ていると、「価格訴求」をしているお店と、「価値訴求」をしているお店の違いに気づきます。

「価格訴求」のお店では、増税後もセールや商品規格の見直しなどに細心の注意を払い、少しでも“高くなった”と感じられないための戦略が見られます。一方、「価値訴求」のお店では、ブランド構築や商品の見せ方などに工夫が見られ、価格については多くを語らずという戦略が見られます。業種にもよりますし、その戦略こそがお店のカラーとなるので一概に言えませんが、アベノミクスの影響か、「いいものにはそれなりの対価を支払う」という消費者の傾向も最近では強くなっているようです。また、海外コストの上昇、国内市場の縮小といった要因も、価格訴求を続けていく上で大きな障壁となる一因と言われます。

「どうせ高くなるなら、中身やサービスも向上させてほしい」と願うのが消費者の心理であるなら、このタイミングを新たなファンづくりのチャンスに変えられないものでしょうか。

2014年3月+4月号 No.128
新たなチャレンジの準備を

春の訪れが待ち遠しい今日この頃ですが、この時期はなにかと変化の起こる時期でもあります。皆様の中にも働く環境が変わったり、担当業務が変わったりする方もおられるのではないでしょうか。

今の市場はアイデアベースで変革や効率を追求する動きが、過去に類を見ないほどとても強く感じられます。満を持して売場に並べられた新商品は短期間でその成否を判断され、ヒット商品、ロングセラーと呼ばれるものはごくわずかという時代です。そんな中で取り組む新しいチャレンジには、ストレスや悩みがつきものです。さらにお金も時間も十分にかけて検証できない試みであれば、なおさらのことです。そんな悩ましい試みに対して、前向きに取り組むか、後ろ向きに取り組むか。それだけで結果には大きな差が生まれることは、言うまでもありません。

スタッフワークでは、「問題解決に対するアプローチ」という観点を大切に広告の提案を行ないます。それに加えて、皆様の商品やサービスに込めた想いをしっかりと打ち出した「売り手のモチベーションが上がるデザイン制作」で貢献していきます。

来たる新年度のスタートに向けて、新たなチャレンジの準備をしていきましょう。

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