2012年06月12日

印刷立ち会い

ボトルに巻き付けるラベル印刷の現場に立ち会いました。今はほとんどがデジタルデータでの印刷になっています。デジタルデータでも、データをそのまま印刷しては狙った色には仕上がりません。印刷機の個体差やその日の気温・湿度など、印刷状況の微妙な違いによって刷り色に変化がうまれます。それらを目視で調整し、品質を安定させるのも私たちの大切な仕事のひとつです。

2012年05月17日

取材へ

今日は新幹線に乗って、情報紙制作のための打ち合わせと取材に行ってきました。
その土地に実際に足を運ぶことで感じられることがあります。その土地で暮らす人たちに少しでも関心を持って読んでもらえる紙面制作を続けていきたいと思います。

2012年03月30日

紙を選ぶ

印刷物の仕上がりを左右するのは、色調再現を調整する印刷技術だけではありません。紙そのものが持つ「手触り」によって、その印刷物から出てくる雰囲気は大きく異なります。やさしい風合いの紙、ピカピカと反射してかっこいい紙、表面がささくれ立った荒々しい表情の紙。感触だけでも多種多様なうえ、今度は微妙な色の差も検討しないといけません。例えば、白い紙といってもその白さも実に広い幅を持っています。生成りの白もあれば、歯磨き粉みたいな白もあります。そんなそれぞれの紙が持つ風合いと、そこに載せるデザインがマッチしてはじめて、伝えたいことがぼやけることなく表現されるといえます。
今回は、ある仕事で提案する紙を3つ検討しました。ほんとに微妙な紙質の差ですが、ここに載せるデザインの方向が少し違うために、紙にもこだわりました。

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