2014年09月11日

プレゼンの印象

広告や販促のプランをプレゼンする際に、どんな提案スタイルを取ればクライアントがよく理解してくださるか、とても大切なポイントです。
比較的シンプルな案件でたとえ数枚の提案書であっても、どんな第一印象をクライアントに与えるべきか、いろいろ考えます。特に直接のクライアントが最終的なエンドユーザーではない場合は頭が痛い。彼らの先のエンドユーザーにもご理解いただける提案書を作らなくてはならないし、一方で仲立ちのクライアントの顔も立てなければならない。

昨今はコストにシビアなクライアントが多いので、提案書そのものへの費用の掛け方にも無頓着ではおられません。大したコストはかけずに、しかしちょっとフォーマルな印象を与えたい時、製本バンドは重宝します。作業はとても面倒ですが、手抜きはできません。

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2013年09月19日

マスメディアの力

ネットの普及やTVの多チャンネル化で、従来型のTVのCM効果の低下が叫ばれて久しいが、「その強力な影響力」を再認識したという話。

弊社も含め3社コラボでやっと今春発売にこぎつけた新商品が、先日あるTV番組の「流行りもの紹介コーナー」にうまく取り上げてもらえた。番組担当者が希少性を評価してくれた。
夜11時台の放映でもあり、見ている人も少ないだろう、大した反響もないだろう、とタカをくくっていたところ、翌朝から注文や問い合わせが殺到。在庫が半日ではけてしまい、「次の生産までお待ちください!」を、連呼する事態に。
マスメディアの力、恐るべき。

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2013年08月03日

COOL JAPAN

「クールジャパン」という言葉を最近よく耳にするようになりましたが、その代表格は何といっても「日本食」です。日本政府は第一次産品の輸出拡大を声高に叫び、またビシネス書でも「日本食の海外展開」を特集したりしています。
最近の円安効果もあって訪日外国人、特にアジアからの観光客が増えていますが、「日本食を味わうこと」が、彼らの日本での楽しみの上位にランクされているとか。お箸で食する文化が共通するアジアの方々には日本食は馴染みやすいと同時に、日本の気候や風土が織りなす伝統的な味わいや美的感覚は、興味の対象になっているようです。
弊社のクライアント企業からも、海外向け(特にアジア向け)のパッケージや販促のご相談が増えつつあります。日本食の奥深さや楽しさを、いかにして海外の皆様に伝えるか、試行錯誤が続きます。

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2013年07月12日

一流の証

日本経済新聞社が発行する業界新聞は、ターゲットとする業界関係者向けのマス媒体としては、「一流紙」と言われています。それを実感させられた、ある出来事がありました。
弊社のプロデュース事業の一環で商品化のサポートをさせていただいた商品が、7月3日の日経流通新聞の新製品紹介コーナーで、「この一品」として無料で大きく紹介されました。販売元の企業と弊社が協力して入念な準備を行い、日本経済新聞社に直接掲載の要請をしたのが、功を奏したようです。
掲載当日の朝より、全国各地から問い合わせや引き合いが次々と舞い込み、販売元の企業はその対応に追われたとのこと。通常の有料広告とは異なり、無料の新商品紹介枠は日本経済新聞社が独自の基準で掲載の判断をしているためか、読者の関心が高いコーナーのようです。
「やはり日経はすごいなあ!」というクライアントの声を聞くにつれ、広告屋の弊社としては、広告と効果の関係についていろいろ考えさせられる出来事でした。

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2013年06月12日

土地や地域の印象

メールやファックスで仕事は進められる時代ですが、クライアントのお考えを直接聞いたり、実際の市場を見る目的で、その地を訪れることは大切です。
今回は、福岡空港から目的地へ向かう福岡市営地下鉄で「駅ごとに設定されたシンボルマーク」に気づきました。電車が停まる町ごとに個性的なマークがつけられていて、一駅ごとに「駅名とマークの関連性」をいろいろと想像したりするのは楽しいものでした。
調べてみると、1980年に福岡市出身のデザイナーが手掛けたそうで、地域の活性化を図る試みとして、当時からこうした取り組みがあったことを知り、その情景に思い馳せてみました。
内の人には当たり前のことでも、外の人から見ればまた違う捉え方があるということ。それがその土地ごとの印象なのだと思います。

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2013年04月11日

プレスリリース

新商品の発売やイベント開催などの折にプレスリリース(記者発表)がなされるシーンを、TVや動画サイトでよく目にします。しかし効果が大きいTVのものは、一握りの大手企業や行政関連のシーンがほとんどで、一般の企業には縁遠い存在です。
そんな環境下、スタッフワークが関与させていただいた新商品のプレスリリースに立ち会う機会を得ました。大阪府下のある自治体の支援事業で、「地元の名品開発」という類のプロジェクト。その最終段階がプレスリリースでした。
全国各地の自治体で、地域活性化事業の一環としてさまざまな支援事業が行われているようです。補助金頼みでは「制約が多くて思うような開発ができない」というメーカーさんの声も耳にします。しかしながら、新規の商品開発に資金を多く投資できない企業は、「利用してみる価値は大きい」のでは⁈ 企業イメージを変える意味でも…。

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2013年02月20日

商品の顔

「商品の顔」であるパッケージには、その出来不出来が売上に直結するため、特に高いクオリティが求められます。
パッケージ制作の印刷工程において、スタッフワークでは担当デザイナーがその都度工場に出向くようにしています。現場技術者と力を合わせて、狙ったレベルに仕上がるように地道な作業を続けています。増刷の場合でも同様に、前回印刷したパッケージですでに販売中の商品と併売しても違和感がないように、細心の注意を払っています。

2012年09月13日

展示会で情報収集

最新の情報を収集することも大切な仕事のひとつで、機会を作っては様々な展示会へ足を運びます。流行に敏感なクライアント様に、常に新鮮な情報提供ができるよう準備をする一方で、販促広告の視点でも会場の様々な商品の打ち出し方、販促物の使われ方を研究します。展示会場を歩くだけで「多種多様な企業」と「消費者」双方の生の声が、いたるところから聞こえてくる貴重な時間です。
 

2012年08月10日

パリで現地調査

日本茶やそれを使ったスイーツ類がパリでどんな扱われ方をしているか、7月に現地調査を試みてみました。収集した「茶系・飲料系」の商品パッケージは、やはり日本とは異質な文化を感じるものばかりでした。また、パリで暮らす方・数人にモニターになっていただき、ほうじ茶を使ったスイーツ数点を現地で試作し、実際に試食してもらいました。フランス人は、苦みや渋みに対する味覚が一般の日本人より鋭い、という印象を持ちました。

 

2012年07月02日

スタジオ音源収録

スーパーマーケットなどでよく放送されている宣伝用のナレーション音声。その収録を行ないました。
今回は現役の落語家さんに声の出演をお願いしました。買い物客に語りかける口調や、商品の特徴を魅力的に表現する技術が本当に上手です。
早すぎずゆっくりすぎず、うまく語りかけてくれたので、編集作業では一度も切ったりつないだりせずにすみました。とても自然な流れのナレーション音声に仕上がりました。さすがはプロの噺家(はなしか)さん!

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