2015年12月28日

まずは現地取材から

パッケージ制作の場合は、商品の開発段階で相談をお受けすることが多い。その際いつも心掛けているのは、事務所内でのミーティングだけでヒヤリングを終えないこと。

先日、奈良のある農産グループ様から、6次産業化の商品開発におけるパッケージの相談をお受けした。大阪市内での最初のミーティングで、おおよその現状やご要望はお聞きした。しかしそれだけでパッケージ作りに進むことはできない。「現場で、今一度お話ししてほしい」とお願いして、後日奈良の現場へ足を運ぶことに。

耕作放棄地対策で新たな植物を栽培し、その葉を活用した乾麺を製品化しておられた。加工場や実際の栽培地で、さまざまな事情をお聞きできた。同じ言葉でも、それを聴く場所や環境によって受ける側の印象は大きく変わる。こちらの理解度にも大きな差が出る。

広告作りのスタートは、まずは「現地取材」から。

20151228_genchishuzai

↑PageTop