2018年05月14日

Case 013

大阪府の泉州地域は肥沃な土地に恵まれて、江戸の時代より農業が盛んな地域だったそうです。今回の相談者は泉州で100年以上続く農家の方です。
6次産業化を視野に入れたブランディングに関する相談を受けて、農場近くの作業所でお話をお聞きするうちに、ひょんなことから農機具の話題になりました。近年農機具も日進月歩で進化しているようですが、この農家さんでは代々使ってきた農機具を今使ってはいないものの、大切に保管しておられました。道具を大切に扱う気持ちが、作物を「我が子のように」栽培し育てる想いにつながるように感じた。
現物を目にするうちに、新しいパッケージデザインに、歴史を物語る「古い農具(風呂鎌)」をモチーフにしたイラストを盛り込んで提案することにした。

20180514_013

↑PageTop