2017年07月03日

Case 012

今回も、「6次産業化事業」に関係した広告に関係する案件です。相談者は南大阪地区で江戸時代より農園を営む事業者さんで、秋冬の柿や温州ミカンを中心に、通年で収穫できる野菜の収穫量を近年は増やしつつある、とのことでした。
 ご相談は業務案内の制作について。これまでは販路を紹介先や道の駅に限っていたが、通年収穫の作物を増やすために、新たに安定的な販路の開拓が急務となったらしい。商談会で「自らの農園をしっかり伝えることができていない現状」を、何とか打破したいとのご要望。

農園の紹介の場合、農園や作物の写真(ビジュアル)が伝える情報は重要ではあるが、的確な言葉がないと印象は千差万別となり、こちらの意図通りに受け取っていただける保証はない。
とはいえ、「おたくの特徴は何ですか?」と問われて、的確な言葉で返せる人は少ない。まずは業務の棚卸をして、「自らの強みや特徴」を言葉にするところから制作を始めるよう助言した。

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