2017年05月23日

Case 011

最近ご相談の件数が増えているのが、「6次産業化事業」に関係した広告制作に関係する案件です。今回の相談者は、南大阪地区で代々果樹園を営む事業者さん。葡萄の栽培を専門に行い、近年は消費者への直販や飲食店の経営者とのタイアップなど、6次産業化にもコツコツと取り組んでおられる方でした。

葡萄の果肉を丸ごと入ったジュレタイプの飲料を販売するためのパッケージや販促ツール作りについて、数回にわたって助言をさせていただいた。直売所での手売りやネット通販では、商品説明を加えることは比較的容易だ。しかしながら、商品自体が単独で消費者とコミュニケーションを取らなくてはならないセルフの売り場での販売を考えると、パッケージや販促ツールの役割がとても重要になる。

収穫時期のみならず、土づくりなどで年間通して自然と向き合う仕事(栽培)の一方で、商品開発・販促・ブランディングなど、直販には欠かせない仕事へも意欲的に取り組もうとする相談者。次世代の農業の担い手として、大いに羽ばたいてほしい。

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Spring 2017

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